秋の色に見惚れて
インテリアスタイリスト 大谷優依
「飾ること 暮らすこと」は、インテリアスタイリスト・大谷優依さんが、自らのライフスタイルを切り取って紹介してくれる連載企画です。話題のインテリアや季節にあわせたスタイリング方法など、見どころ満載!アイテムのセレクトやお部屋づくりの参考にぜひ!
私が秋の訪れを一番に感じるのは、女の子のネイルの色。
グレー色やローズ色やマスタード色など、とてもキュンとする色ばかりです。
私は仕事柄ネイルをしないので、
ネイルの色を楽しむ事はできないのですが、
その代わりに秋色カラーのお花や小物が無償に欲しくなります。
くすんだピンクと鮮やかなえんじ色の
「ケイトウ」はお花屋さんに行く度に心奪われます。
そして、衝動で買ってしまったコンランショップのコースターもくすんだピンク色。
一個400円なり。400円でテーブルの気分も秋に。
普段はピンクに全然見向きもしないのに、
秋になると暖かさを求めているのか、急に欲しくなるのは不思議なものですね。
同じくコンランショップで仕事用に購入したクッションカバーとマグカップ。
春のピンクはブルーっぽいピンクですが、秋のピンクはオレンジっぽいピンク。
そんな違いにも、一人嬉しくなったりする秋の始まりでした。
- 大谷 優依 – YUI OTANI
- 多摩美術大学環境デザイン学科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
- Instagram – @otaniyui
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