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HOUSE CANVAS(ハウスキャンバス)|LIFE LABEL大解剖 vol.10
PRODUCT 2023.12.21

HOUSE CANVAS(ハウスキャンバス)|LIFE LABEL大解剖 vol.10

今回、フォーカスするのは“余白のある家”をコンセプトに、LIFE LABELとIDÉEにより生まれた「HOUSE CANVAS」。住まいの随所に“余白”をあしらい、IDÉEならではのハイセンスな家具を標準装備した住まいは、そこに暮らす人の生活をどう彩るのか。オーナーさんの声とともに徹底解剖していく。

まるでキャンバス。思い思いに暮らしを描く“余白のある家”。

家具好きの人なら、ご存じだろう。IDÉEは1982年に東京・青山に誕生した人気のインテリアブランド。IDÉEと共に考えた住まいのコンセプトは、“余白のある家”。家を建てたら完成、ではなく、そこに住む人が自由に、自分らしく編集できる余白を随所に施している。そのことを象徴するひとつが、住まいの顔たる外観デザイン。

HOUSE CANVAS(ハウスキャンバス)|LIFE LABEL大解剖 vol.10

外壁は落ち着きのある5色から、お好みでセレクトできる。

三角屋根のシルエットをベースにした、シンプル・イズ・ベストな面持ち。外壁には程よく手触りのある吹き付け塗装を採用し、周辺環境に溶け込むことを意識した色から主張しすぎず個性的な色まで、全5色からセレクトできる。色の選び方次第で印象ががらりと変わり、住む人のキャラクターがさりげなくにじむ。

アートも家族の思い出も、めいっぱいに飾れる白く大きな壁。

暮らしの空間にも余白をふんだんにあしらい、HOUSE CANVAS最大の特徴とも言うべきなのが、吹き抜けのリビングに設けたアートウォール。2階分の高さほどもある大きな白い壁は、いわば、住む人のキャンバス。思い思いにアートや家族写真を飾るのはもちろん、プロジェクターを使えば、この白壁がホームシアターとしても機能する。

このアートウォールには、各国からインテリアの名品を紹介してきたIDÉEならではの、セルジュ・ムーユの代名詞たる照明「APPLIQUE MURALE 2 BRAS PIVOTANTS」を標準装備。繊細にして独特なシルエットの照明が、住む人の“飾りたい気持ち”を加速させる。

日常的にアートに触れ、家族と住まいの変化を映し出す場所。

では、実際にHOUSE CANVASに暮らす人は、住まいに設けた余白をどう活用し、楽しんでいるのか。住む人の好みや感性に呼応するように表情を変化させるアートウォールの一例として、オーナーさんの住まいを覗いてみた。

「アートや輸入雑貨、ドライフラワーなどを飾っています。特に子供が生まれてからは、飾ることがより楽しくなりましたね。子供が日常的にアートに触れられる場所として、この壁を活用しています」(Fさん・福岡県・3人家族)

Fさんの言葉どおり、HOUSE CANVASの白く大きな壁は、家の中にあるアートスペース。飾る作品を決め込むことなく、気分や季節に応じ、そのレイアウトをアレンジしているとか。例えば、現代アートとガーランドが隣り合わせた様子は、冬のイベントシーズン限定。壁の変化に応じ、気分もより盛り上がる。

「年に一度、アートウォールの前で記念撮影をしているんです」とFさん。すくすくと成長していく子供の姿だけでなく、住む人の趣味や好みもずっと変わらないとは限らない。アートウォールを前に家族が並んだ写真を見返せば、そこに飾られたアートや雑貨が織りなす表情と合わせ、当時の記憶が鮮やかによみがえってくる。

過ごし方は無限大。居住空間の隣にあるアウトドアリビング。

決して用途を決め込むことなく、家族の形や今の気分に応じ、思い思いに過ごせる。そうした余白として設けているのが、リビングからシームレスにつながり、まるで中庭のようなアウトドアリビング。プライバシーを考慮したルーバーは高さ約2m。ご近所さんの視線を遮りながらも頭上には青空が広がり、日射しも風も感じられるスペースだ。

さらには玄関とアウトドアリビングを隣り合わせに配置し、お互いを仕切る壁には大きなフィックス窓をプラス。すると、視覚に開放感が生まれるだけでなく、リビングからアウトドアリビング越しに、玄関の様子を見ることができる。帰宅した家族の気配にも、宅配業者にもすぐに気づくことができ、暮らしの利便性も向上する。

日常の利便性も、非日常の気分も叶えてくれる場所。

「外からの視線を遮断してくれるので、普段は洗濯物を干すスペースとして重宝しています。それが休日になると、まさにアウトドアリビング。家族でバーベキューをしたり、気候のいい季節にはキャンプ用のチェアを出して、コーヒーを飲んだり読書をしたり。それに夏には、子供と一緒に水遊びを楽しみます」(Fさん・福岡県・3人家族)

また、Fさんの住まいでは、アウトドアリビングが観葉植物の定位置。屋内のような“おこもり感”がありながらも屋根はなく、さんさんと降り注ぐ日射しによって、グリーンもぐんぐんと生長。育てる楽しみも増すに違いない。

居住空間とシームレスにつながるからこそ、夜も楽しい。

「自宅でもキャンプ気分を楽しみたくて、毎週末のようにバーベキューをしています。それに昼間だけでなく、子供たちが寝静まった後にもアウトドアリビングが活躍。リビングの照明を付けたままアウトドアリビングの灯りを消すと、すごくムーディーなんです。夫とふたり、晩酌をしながら会話を楽しみます」(Mさん・新潟県・4人家族)

Mさん家族のようにテーブルやチェアをレイアウトすれば、カフェテラス顔負けの装いに。そして、居住空間とシームレスにつながるアウトドアリビングだからこそ、夜の時間帯にも気軽に“外”のムードを楽しめる。

ライフスタイルに合わせて変化する、独立した2階の2ルーム。

家族の時間はもちろん、個々の時間も大事。吹き抜けの階段からつながる2階にはふたつのプライベートルームを配置し、どちらも十分な広さを確保。悠々としたスペースは、ライフスタイルの変換にも柔軟に対応できる。

例えば、部屋の真ん中に背の高いキャビネットをレイアウト。子供が成長し、「自分だけの部屋が欲しい!」となったときにも、こうした工夫ひとつで2部屋の感覚に。また、テレワークが一般化した昨今、プライベートな空間と仕事の空間を緩やかに仕切ることができ、オン・オフの切り替えもはかどる。

どちらの部屋にも吹き抜けに面した壁に窓を設け、開放感もしっかりと。吹き抜けというオープンな構造も相まって、住む人一人ひとりのプライベートな空間をしっかりとキープしながら、同時に家族のつながりも感じられる。

まだまだある、暮らしの彩りを広げるHOUSE CANVASの魅力。

思い思いに飾ることを楽しめるのは、リビングのアートウォールだけにあらず。白壁のリビングとは打って変わって、ダイニングスペースは鮮やかでシックなインディゴ風のカラーリング。ダイニングの壁にはIDÉEオリジナルのアクセントウォールを標準装備し、ここに何を飾るかも住む人次第。より個性の際立つ住まいになる。

住む人の“飾りたい気持ち”をくすぐる住まいだからこそ、生活感のにじみやすいキッチンは独立型のクローズドタイプを採用。一方、キッチンとアウトドアリビングを隣り合わせに配置していることから、窓からの眺めは開放的。遊ぶ子供たちを見守りながら料理ができるのはもちろん、窓を開ければ、会話だって余裕綽々だ。

そして、デッドスペースになりがちな階段下には、さりげなく収納も。ちょっとした納戸として、掃除道具といった生活感の出やすいアイテムをすっきり仕舞うのに重宝する。

そのネーミングに偽りなく、HOUSE CANVASは、住む人が思い描くとおりに彩ることのできる家。

それは、リビングのアートウォールやダイニングのアクセントウォールの飾り方に限らない。アウトドアリビングでの過ごし方をはじめ、アイデア次第で暮らしの楽しみも広がり、日常を彩る。

  • Text/Kyoko Oya
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