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DIY界の新☆児 “ぼく脳”現る
DIY 2022.06.22

DIY界の新☆児 “ぼく脳”現る

ぼく脳/芸人

芸人、パフォーマーとして活動するぼく脳さん。実はそれだけではない別の顔がある。インスタグラムに投稿される作品が国内外で話題となり、海外では「フルーツ忍者」「ビーガンDJ」「SNS界のマルジェラ」などとも呼ばれているのだ。彼が作り出す作品こそが、DIYの概念をくつがえすDIYなのではないかと考えたLIFE LABEL MAGAZINEは、“家での時間をエンタメに変えるようなアイテムをDIYで作ってみてくれないか”と取材をオファー。そして披露してくれた作品が、以下の3つである。ひとつは作り方まで教えてくれた。目から鱗のアイデアを、ぜひ堪能してもらいたい。

INFORMATION
ぼく脳(芸人/パフォーマー)
ぼく脳(芸人/パフォーマー)
ぼくのう|芸人、パフォーマー、バンド「Nature Danger Gang」所属。1990年生まれ。吉本興業に所属し芸人としてキャリアをスタートした後、漫画や音楽、ファッションなど、様々な分野で作品を制作している。

欲しいと思うものがなかなか売っていない。仕方がないから自身で作る。

独創的なアートセンスで反響を呼んでいるぼく脳さん。彼が作り出すアイテムは、ささやかだけれど、あっと驚くようなものが多い。いつ頃からDIYをやるようになったのか尋ねると、意外な答えが返ってきた。「ぼくがやっていることって、DIYなんですかね? 製品をきちんと作りたいんだけれど、ただ技術がないからこうなってしまっているだけで、すべては偶然の産物です。素材とかは昔から好きだったので、お笑いを始めたときにそれらを利用して小道具を自分で作り始めたのがきっかけかもしれません。ただ、DIYという意識は今でもないですけれど」

欲しいと思うものがなかなか売っていない。仕方がないから自身で作る。ぼく脳さんがDIYをするのは、とても純粋な動機だ。「奇をてらって変なことをしようとは思っていないんです。ただ、ぼくがおもしろいと思うことをしているだけ」。そうクールに語る。意図せず作っているものが、SNSで反響を呼ぶことについても、ただただありがたいことだと言う。「でも、個人的に好きな作品は、そんなにウケていないんです。“これはきっとおもしろいぞ”と自分のなかであたためていたものより、その時にぱっと思いついた、なんでもないアイデアのほうが響くんですよね。ライブでも感じますが、MCで言おうと言葉を用意していくより、その場で発したひとことで会場が沸いたりする。鮮度なんだろうなと思っています」

欲しいものがなかったから作っただけで、DIY自体は“何かしなくちゃ”と思って作るものじゃないと思う、とぼく脳さん。「DIYのほうが既製品を買うより高くつくこともあると思いますし、手軽だからとかではなく、体験とか作る時間そのものを楽しむことがDIYなのかなと思います。価値観を大事にしていきたいですね」

▼アイマスク枕 in BEDROOM

今回初出しの作品。逆転のそのまた逆転の発想で生まれた、枕型のアイマスク。枕型のアイマスクの上に、赤ちゃんやペット、人形などを寝かせてもいい。自分の掛け布団が敷き布団になる、簡易二段ベッド。たまたま今日の衣装とアイマスクの柄がかぶってしまったけれど、これも偶然。ひょっとしたら、もうすでに商品としてあるかもしれない。わりと圧があって目にも気持ちいい。リアリティを大事にしているし、生活に密着している作品づくりをこころがけている。

▼射的エプロン in KITCHEN

揚げ物の飛び跳ねた油で得点が加算されるエプロン。揚げ物をやるのは大変だしだるいと思うので、少しでも憂鬱な気分をやわらげて料理を楽しめるように考えられた作品。以前作った、ミートソースやカレーうどんの跳ねで得点になる射的Tシャツのアレンジバージョン。衣類が汚れてしまうという憂鬱な気持ちを逆手に取ったアイデア。読者の方がチャレンジするなら、よりシミがわかりやすい紙エプロンを推奨。

▼安心安全エアー焚き火 in LIVINGROOM

バスケットボールのドリブルの音が、布団たたきの音と同じように、緩衝剤のプチプチの音が、焚き火が燃える音に聞こえたことから着想を得た作品。プチプチを潰せば潰すほど、だんだんと慣れてくれるので緩急や転調、サビなどもできるようになり、より焚き火感が出せるようになる。実際に火を扱うことは危険を伴うし後片付けも面倒だが、薪や火も紙なので、安全な状態で楽しむことができる。巨大な作品をみんなで囲んでキャンプフャイヤーもおすすめ。

[材料]

段ボール/はさみ/紙テープ/緩衝剤(プチプチと呼ぶ)/おりがみ/軍手

[作り方]

1.段ボールを薪の大きさに切る。

2.折り紙から炎の色だけを抜き出し、くしゃくしゃに丸める。

3.切った段ボールの上に丸めた折り紙をうまいこと乗せる。

4.3を見つめながらプチプチをゆっくりとひねり潰す。

[コツ]

ワイングラスにぶどうジュースを入れて嗜めば、より雰囲気を楽しめる。

おわかりいただけただろうか。自由な発想とアイデア次第で、家で過ごす時間がこんなにもエンターテインメントなものに変わるということを。ぼく脳さんのようにDIYという固定概念からはみ出して、気ままに手を動かしてみてほしい。きっとおもしろい暮らしに出合えるはずだ。

  • Photo&Movie/Hiroshi Nakamura
  • Edit&Text/Shoko Matsumoto
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# DIY

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