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amadana base(アマダナベース)|LIFE LABEL大解剖 vol.01
PRODUCT 2023.02.28

amadana base(アマダナベース)|LIFE LABEL大解剖 vol.01

住む人が思い描く“好き”を叶える LIFE LABELのオリジナル住宅は、エンターテインメント性のみならず、利便性にも優れた毎日を約束する。そこで今回は、デザイン性と暮らしやすさに焦点を当てて、クリエイティブカンパニー・amadana(アマダナ)とコラボした住宅「amadana base(アマダナ ベース)」の魅力を徹底検証。“好き間”と称したホビースペースが家の真ん中にあるこの家の知られざるポテンシャルとは?

アイコニックなウッド×アイアン。amadanaのデザイン美が集結。

さまざまな分野のブランドや企業とコラボし、今までにない住宅を作りあげてきたLIFE LABEL。今回紹介する「amadana base(アマダナ ベース)」は、デザイン家電のパイオニア的存在として知られるamadanaとのコラボ住宅だ。2002年に誕生してから、ライフスタイルにまつわるさまざまなモノのデザインを手がける同社の製品は、ムダがなく、何度見ても飽きることのない美しさがある。

ラジオやレコードプレイヤーなどのオーディオ機器や、ウォーターサーバーなどは特に人気の高いプロダクト。インテリアの一部として溶け込みながらも、独特の存在感を放つので、オフィスやカフェなどでも「見かけたことがある!」とピンと来た人も多いはずだ。

amadana製品の特長である“自然素材と無機質素材“の異なる素材をミックスしたデザインは、「amadana base」にももちろん取り入れられている。外観正面の鉄の柱と木材のコンビネーションや、家の中のあえて剥き出しにした堅牢な梁にも投影されていて見た目もスマート。家の随所に、 amadanaイズムを感じるディテールが残されている。

また、ガラス戸が広い贅沢なつくりは、規格住宅にしてはとても珍しい。振り切って攻めたデザインも、建築美を妥協したくない気持ちに応えてくれる。

そんなデザイン性の高さを誇るamadana baseだが、実力は見た目だけではない。実は、 “住みやすさ”においても計算し尽くしたこだわりが隠されている。

そのひとつが、ポーチの使い勝手の良さ。一般的なエントランスよりもかなり広いため、まるで屋外にもうひとつの部屋があるような、多様な使い方ができる。ポーチの横にある木の扉の奥にはストレージ(収納)スペースも。約2.5帖の広さで、自転車を置いたりキャンプの道具をしまえたり、かさばる趣味のアイテムの収納などもこれなら心配無用だ。

玄関が家の主役に。自分で描けるフリーな使い道。

本来はサブスペースである“玄関”が家の中心になるという発想にも注目してほしい。「amadana base」では、LDKほどの広々としたエントランスを家のメインとして使うことを提案している。趣味を充実させる空間という意味で“好き間”と称したスペースを前にすると、どんどん夢が膨らんでいく。

まず目立つのは、長さ3.6mの象徴的なカウンターや壁収納のスペース。カウンターは大人がふたり並んでも余裕があるほど広々としているので、仲間を呼んで“好き”をシェアする基地になる。壁にお気に入りのレコードやオーディオを飾ってもよし、カウンターをDJスペースにして音楽に酔いしれてもよし。

住む人が思い思いの時間を過ごすのに適している。

ポーチと玄関はフラットにつながるので、入口を開け放つことで、家の外まで空間を拡張した遊び方もできる。例えば、パターゴルフの練習場にだって早変わり!あるいはマットやレジャーシートを敷いて、ピクニック感覚を味わうことも。
ルールなんてないから、やりたいことを思うままに詰め込める。

ホビースペースは、ライフスタイルに合わせてオリジナルのレイアウトに変更することが可能だ。中央に広く配置して、ますます趣味を謳歌できる空間にしてもいいだろう。お客さんを招くことが多いなら、趣味のスペースだけでなく、リビングやダイニングの広さをキープした間取りにすることもできる。こんなアレンジも、規格住宅にはなかなかないamadana baseならではの特権だ。

開放的なだけじゃない。プライベートが守られた団欒スペース。

趣味を盛り上げられる家ということはわかったけれど、生活動線はどうなのだろう? そんな疑問を思い浮かべながら奥に進み、見つけたのがL字型ベンチのあるリビングダイニング。

エントランスやホビースペースの開放感はそのままに、家の中にある階段下の空間はおこもり感をプラス。プライベートもしっかり守られているギャップに、思わずグッときてしまう。ここを家族と語り合う憩いの場にするのもよさそうだ。

ホビースペースのカウンターをキッチンの延長として使えば、ダイニングやおこもりスペースでくつろぐ家族の姿を見渡せて、料理しながらコミュニケーションがとれる。そんなアクセスのいいレイアウトにもなる。

開口の広い家だからこそ、1階奥にあるこのリビングダイニングにも気持ちの良い光が注ぎ込まれる。よく晴れた休日、外が眺められるダイニングテーブルの窓際は、特等席になるに違いない。趣味に没頭できるホビースペースと、家族が過ごすプライベートスペースを区切ることで、暮らしにメリハリも生まれそうだ。

レイアウトが変えられる寝室と、コックピットのようなワークスペース。

続いて、amadana baseの2階へ。2部屋あるベッドルームのうちひとつは約12帖の主寝室となっている。これだけ広い部屋なら、可動式クローゼットなどで2つの空間に分けることも可能。子どもの成長に合わせて夫婦の寝室とキッズルームとして使う手もある。家族の暮らしやすさに合わせて、空間を増やせるのはとても魅力的だ。もう一方ベッドルームはゲストルームにするなどさまざまな用途が実現できる。

階段を上ってすぐ、ちょうどホビースペースの真上の吹き抜けに面したオープンなワークスペースは、家中を見渡せるコックピットのような特等席。デスク代わりに天板を備え付けられるので、ここを仕事場にしたり、子どもの学習部屋として活用したりするのもいい。2階と1階、離れた場所にいても同じ空間にいる感覚になれるのは、開かれたスペースならではだ。

細部まで暮らしやすい。家の中に点在する過ごしやすさのあれこれ。

暮らしやすさは、家の中のサブスペースにまで抜かりなく行き届いている。

2階のバルコニーも、約5.5帖ほどの広さがあるので、独立した部屋のように自分仕様にアレンジ可能。外の空気に触れながら、アウトドア気分のティータイムを楽しむこともできるし、大型の観葉植物を日光浴させても、十分余裕がある。

1階と2階をつなぐ木の階段はモダンな印象。開放感のある空間の中心に木の温もりを落とし込んだこの場所は家の中の癒しスポット。ベンチのように腰掛けてくつろぐのもおすすめしたい。

こんな風に、どこにいても何をしても、デザイン性と居心地の良さを追求できるamadana base。暮らしを楽しく、便利にするための工夫はまだまだ隠されている。amadana baseのサイトをのぞいて、そこに住む自分を想像してみたらどうだろう?

  • Text/Ai Watanabe
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