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ニッポンをいただきます
FOOD & HEALTH 2018.03.27

ニッポンをいただきます

#003 とうじ蕎麦

毎日の生活に欠かせない食事。だからこそ食材にこだわり、おいしくて体にもうれしい料理を食べたいですよね。そんな想いから始まった"ニッポンをいただきます"。第三回目はお笑いコンビ「さらば青春の光」のお二人に登場していただきます。「食」に関わるエピソードやお笑いの話も交えながら、一緒に「とうじ蕎麦」をつくりました。

趣味の蕎麦打ちで店を開いた父の姿を見て。

 今回お二人とつくる「とうじ蕎麦」は、具材とつゆが入った鍋に小割りにした蕎麦をつけて食べる信州の郷土料理。実は、森田さんのご両親のエピソードから今回のメニューを思いついたといいます。
 「昔から親父が趣味で蕎麦を打ってて。定年退職してからセカンドライフで蕎麦屋を開いたんです。実家帰ったときにお店へ寄ったら、まだ接客に慣れてなくてお客さんが来るたびにソワソワしてました(笑)。でも、そうやってずっと蕎麦を打っていた親父の姿を見て、今回自分でもつくってみようかなと思ったんです」

慣れない料理は新鮮な経験。

 ライブやテレビ出演など、お笑い芸人として忙しい毎日を過ごしているお二人。普段の食事についてうかがってみました。
 「職業柄、なかなか食事に気を遣えてなくて。自分で料理をつくることはほとんどないですね。基本的にメニューはカレーかラーメン。気をつけていることと言ったら、『昼がカレーだったから夜はラーメンにしよ』ってメニューを被らないようにすることくらい(笑)」と東ブクロさん。
「僕も食事は飲み会とかロケ弁当で簡単に済ませてしまっていますね。特に単独ライブの直前なんかは緊張して食べ物が喉を通らないから何も食べない。隣で相方は普通にモリモリ食べてるんですけど(笑)。でもそんなプレッシャーを乗り越えて、ライブでウケた後に食べるメシはとにかく旨い!」と話す森田さん。
 慣れない料理にチャレンジするお二人でしたが、「コンビで料理つくる機会なんてないですし、ましてや女性と一緒なんてなおさらですよ(笑)。本当に貴重な経験ですわ!」と、楽しんでいるようでした。

「お笑い」と「食事」には通じるところがある。

 料理中、会話はやはり「お笑い」の話題に。基本的にネタを考えるのは森田さんが担当。"食事"をきっかけにネタを思いつくことも多いのだそうです。
 「普段はファミレスでネタを考えることが多いです。特に朝方のファミレスはいろいろな業種の人がいておもしろいんですよ。その場にいる人たちの会話とか風景から、ふとネタが思い浮かぶことも多いですね」と森田さん。

 料理に慣れていないとは言いながらも、手際のよさが印象的だったお二人。最後にみんなで蕎麦を囲みながら今回の感想を聞いてみました。
 「普段、打ち上げのときくらいしか大人数でご飯を食べる機会がないので、今日は本当にいい機会でした」と東ブクロさん。森田さんも「人を笑顔にするのってお笑いだけじゃないんですね!」と嬉しそうに振り返ってくれました。

材料(4人分)

  • 蕎麦…4人分
  • 長ネギ…2本
  • 小松菜…3束
  • しいたけ…6個
  • 油あげ…2枚
  • 鶏モモ肉…250〜300g
  • 水…800ml
  • 昆布…10〜20g
  • 砂糖…40g
  • 醤油…300ml
  • みりん…200ml
  • かつお節…50g

1. 長ネギ、小松菜、しいたけ、油あげ、鶏モモ肉をそれぞれ食べやすいサイズに切る。

2. 昆布を30分以上水に浸ける。昆布を取り出し、砂糖・醤油・みりんを入れて火にかける。沸騰直前にかつお節を入れ、2〜3分したら火を止める。ザルにキッチンペーパーを敷いて漉す。

3. ②に①の食材を入れて柔らかくなるまで煮込む。

4. 蕎麦を茹でる。表示より気持ち短めに茹で、しっかりと冷水でしめるのがポイント。一箸分にまとめてざるに盛る。

5. 鍋を火にかけ、蕎麦を一箸分ずつさっと温めて器にとる。具とかけ汁も盛って、薬味を添えたら出来上がり。

とうじは「汁に投じる」の意味。一箸分ずつ小分けにした蕎麦をとうじかごに入れ、季節の野菜やきのこたっぷりの鍋に浸し、さっと湯がいて食べます。つゆの旨味と蕎麦の香りが食欲をそそる、信州に古くから伝わる伝統の味です。

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食べチョク
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