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家もキッチンも、かっこよく。|ONE DAY at HOME #01
FOOD & HEALTH 2023.09.19

家もキッチンも、かっこよく。|ONE DAY at HOME #01

自由なキッチン作りは一軒家に住む人ならではの特権。固定観念や実用性ばかりにとらわれず、趣味や生活スタイルをかっこよく落とし込めたら…。そこで過ごす時間はより豊かで、楽しいものになるはず。今回はグリーンやDIYなど、自分らしいこだわりでキッチンを満たすアイデアを紹介していく。

プロが行き着いた、自分のためのキッチン。

ワインバー「アヒルストア」のオーナー・齊藤輝彦さん夫妻が住むのは、コンクリート壁が特徴の戸建住宅。広々としたダイニングキッチンには、無機質な業務用の冷蔵庫やシンクが並ぶ。「機能性も良く、お店でしていることの延長線みたいに作業ができる」と、飲食店を営む齊藤さんらしいアイデアだ。

存在感のあるL字型の吊り棚とダイニングテーブルは、齊藤さんがDIY。吊り棚は見える収納としての役割と、キッチンとリビングを区切る役割を担っている。友人らとホームパーティーをすることが多い夫婦は、この大きさのテーブルがとても重宝しているそう。

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【一面ガラス張りの開放感。穏やかな自然光に包まれた2階リビング】

大人が憧れる、アメリカンなバーカウンター。

アメリカン・カルチャーを愛する吉岡 浩司さんが作り上げたのは、現地のファーマーズを意識したガレージ。築100年を超える古い納屋を、すべて自身の趣味であるDIYで生まれ変わらせた。奥には、まるで西部劇から飛び出したかのような渋いバーカウンターが。

キッチンでいれた飲み物を片手に、休日はひとりで趣味にふけったり、仕事仲間や友人を集めたりして賑やかな時間を過ごす。「朝昼はコーヒーが似合うけど、夜はアルコールも合うんです」と吉岡さん。カウンターは壁と同じく板張りで仕上げているため、ガレージの雰囲気によく馴染んでいる。

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【アメリカンガレージ。本場を感じる日米融合の空間】

インダストリアルとグリーンの融合。

倉庫のような吹き抜けの大空間が特徴のZERO-CUBE WAREHOUSE(ゼロキューブ ウェアハウス)。このキッチンでグリーンの活用術を披露してくれたのは、スタイリスト・石田 有佑さんだ。ブリックタイルの壁や大きなペンダントライトがインダストリアルな空間と、明るく生き生きとした植物たち。相反する組み合わせに思えて、相性はこんなにも抜群。

フラワーベースにLEDライトと好きな植物を入れて、食事の時間を華やかにするテクニックも。ZERO-CUBE WAREHOUSEのアイランドキッチンは、アイアンと無垢の木の組み合わせがスタイリッシュで、ディスプレイした植物や雑貨がよく映える。「管理の手間が減るドライフラワーやフェイクグリーンを使うのもおすすめです」と石田さん。

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【キッチンを彩る、手間暇いらずの植物ディスプレイ】

毎日使うキッチンだからこそ、こだわることで暮らしの充実度はグッと上がるもの。例えばリビングをお気に入りのインテリアで飾るように、キッチンも“自分らしさ”を感じられる場所にしてみては?

  • Photo/Mitsugu Uehara、Makoto Kazakoshi、Hisanori Suzuki
  • Design/Kentaro Inoue(CIRCLEGRAPH)
  • Text/Kaede Okuzumi
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