生活感なくスッキリと暮らしたい
数年前まで「生活感なくスッキリと暮らしたい」と願っていました。
生活感を嫌い、何もかも隠しつつ暮らしていたあの頃。
全てものにラベルを貼ったり、詰め替えたり。
とにかくモノというモノをすべて奥にしまい込み、見えないようにする癖がありました。
もともと片付け下手な私が、そんな突拍子もない行動に出るとどこに何を収めたかわからなくなることも多々……
「置き場所不明のモノが増えた、いや増えすぎた」
という苦い記憶はいまでも思い出されます。
それからというもの、私の考え方も少し変わり「生活しているのだから生活感があって当然」と思えるようになりました。
何もかもしまい込むのをやめ、
「家族みんなが使いやすく、暮らしやすく」がいまの私の目標です(修行中!)
今回の主役は…
歯みがき粉。
この歯ブラシセットですら出しておくのがイヤで、扉の中にしまっていたのですが、「とにかくみんな使いにくそう」ということで
出しっぱなしにしてみることにしました。
このままでは楽しくないので、Let’s Do It Yourself!
歯ブラシスタンドの作り方
用意するもの
●適当な厚みのある端材
●インパクトドライバー(※①)
●穴あけビット(※② 今回は竹用ドリルを使用)
材料はたったこれだけ!
※①)電動のドライバー
※②)木材や金属の穴開けに使う、インパクトドライバーに取り付ける先端の工具
端材を好きな長さにカット。
のこぎりでもジグソーでもスライド丸鋸でも、切れたらなんでもOK!
スパッと綺麗な断面が現れると、胸がドキドキしてしまうのはなぜでしょう。
そして、この端材に穴をあけていきます!
最近、私の中で大大大ブームなSTAR-M「竹用ドリル」
これがもう今までの穴あけの常識をひっくり返してくれたほど、自分史上最高傑作の穴あけアイテムなのです。
今回は12mmを使いました。
穴あけビット、穴をあけたは良いけれど
「まわりがバリバリになっちゃった」「穴あけ後が美しくない……!」
と嘆いていた方も少なくないのでは?
そう何を隠そう、私もそのうちの1人だからです!
(どうしたってキレイに穴があけられず、サンダーがけしなければならないあの作業工程がとても面倒に感じていました…)
インパクトに装着。取り付けも簡単、超高速です!
ピタッと木に当てて、いざ。
非常に静か、そしてめちゃくちゃ早い!
しかも……
「ギャーー!」と叫びたくなるくらい感動的に美しい穴があくのです。
こんなキレイに穴があけることのできる竹用ドリル、竹だけじゃもったいない!
じゃんじゃん他の木工作業にも使っていきたい代物です。
勢いに任せて一瞬で二つ穴があきました。
無印良品の透明歯ブラシ、お気に入りです。
ポンっと気軽に差し込むだけで
気持ちもスッキリする歯ブラシスタンドが出来上がりました。
差し込むだけ、置くだけ、誰でも簡単なのに美しく収納。
目指すべき「家族みんなが使いやすく、暮らしやすく」に少しだけ近づけたかもしれません!
DIYよりもインテリアよりも何よりも自分が高いと感じる壁は、いつでも片付け収納。
苦手だからこそ、人生の課題でもあります。
とりあえず表面だけを整えてしまう過去の自分を捨て去り
誰もが使いやすく整えやすく、さらには気持ちもワクワクするような。
そんなDIY収納術を身につけるべく、修行を積んでいきたいと思います!
![DIYer 久米まり - MARI KUME](https://llcsv-prd.s3.amazonaws.com/uploads/brand_magazine_content/ib_image/2163/e4502bc0-2ef1-43fa-9346-69d5463c17d2.jpg)
- DIYer 久米まり - MARI KUME
- 2011年に独学でDIYをはじめ、その過程をアップしたDIYブログが大人気に。企業コラボ、著書多数の大阪在住、カリスマDIYer。
- オフィシャルブログ
POPULAR CONTENTS 人気記事
-
2021.10.06
我が家が一番かわいい!愛着と共にアップデートしていく住まい。
-
2024.05.23
個人の趣味と家族の団欒。ふたつを両立させてくれたゼロキューブ。
-
2022.11.11
キャンプ欲が満たされ、さらに深まる。ZERO-CUBEの偏愛ガレージ。
-
2022.05.16
仲間とナイトキャンプ。at ZERO-CUBE TOOLS(ゼロキューブツールズ)
-
2024.06.10
アイデアが閃き、趣味を後押し。暮らしを拡張してくれるフリークスハウス。
-
2024.06.03
イームズハウス×蔵造り。美容師夫妻のセンスを受け止める、ギャラリー顔負けの一軒家。
ライフレーベル「私たちに
ついて もっと 知りたい…?そんなこと
言わずに 聞いてください…あきらめて
ハイって 答えましょうよ」