家族との団欒も、一人の贅沢を堪能するのも、来客も、
料理も掃除も晩酌も、毎朝の寝起きも……
愛着ある空間にこだわり巧みな道具が加われば、
家での日常がまるでオンステージなムードで楽しめる!
刺激!? 熱狂!? 癒し⁉ 発見⁉……
わが家にかけがえのないエンターテインメントを――
そんなとき、相棒となるモノをLaLa Beginがセレクト!
毎回様々なテーマで3つのモノ語りをお届けします。
部屋は綺麗に、お洒落にしておきたい!
でもあれも必要、これもあったらいいなぁと
部屋作りをしていると、どんどん物が増えていってしまうもの。
これがアートピースなら、いくらあっても
邪魔にならないのだけどなぁ……
だったら!日常で使うものをまるでアートなデザインで
取り入れてはどうだろう?
何気なく目をやる時計、花をいけるフラワーベース、
座ったりモノおきになるスツールなど。
役に立ちながら見た目がアート。
そんな、生活空間がちょっとしたギャラリー気分で楽しめる、
アートな雑貨のモノ語りとは?
vol.02
ながらアート
モノ語り 1
一輪挿すだけで
それがそのまま
絵画になる!?
【 BULLPENのExclusive
フレームフラワーベース(M) 】
例えば散歩中に見つけた名前も知らない野花も、家のなかはでアートになる。そんなフラワーベースがこちら。高知を拠点に活動する「Flat Furniture」で、家具職人が一つ一つ手作業で作る額型の壁掛け式一輪差し。ウォルナットやメープルのナチュラルでなめらかな風合いが部屋に温もりを添えてくれる。壁にピンを差して設置する仕様だが、設置部分は見えないようデザインされているので洗練された雰囲気に。これ一つを壁の中心に飾ってもよし、数を多く揃えて、壁いっぱいを一輪挿しで飾ってもよし。とにかくさっと挿した一輪挿しでありながら、壁を飾る絵にもなる。技ありの一品!
サイズ:高さ210mm×幅150mm。左:ダークブラウン、右:ナチュラル 各5,500円(BULLPEN)
- みずみずしい花が壁を飾ると
部屋がいっきにフレッシュに。
- 花を挿すのは細い試験管型のグラス。額から取り外せるようになっている。
モノ語り 2
愛嬌抜群! 使わなくても
置いておきたいスツール
【 匠工芸のアニマルスツール 】
玄関での靴の脱ぎ履き時にあったら便利だし、雑誌や本を「ちょっと置いておきたい」なんてときにも使えて、何かとあると便利なロースツール。でも収納には少しかさばるのが難であるが、使わないときこそ、見えるところに置いておきたい!そう思わせてくれるのがこのアニマルスツール。まるで絵本のなかの森の世界が部屋にやってきたかのような、そんな雰囲気で楽しませてくれる。コヨーテブラウン(写真大/L)、フォックスグレー(中/S)、バンビ(小/SS)のデザインのフェイクファーと、よく見ると動物の足のように加工されたシラカバ合板で構成。日本有数の家具産地、北海道旭川の匠工芸ならではの、丁寧な仕事ぶりが細部の上質さにも表れている。
(大)Lサイズ:高さ460×幅340×奥行き420mm。重さ3.7kg。48,950円。(中)Sサイズ:高さ330×幅290×奥行き360mm。重さ2.4kg。38,500円。(小)SSサイズ:高さ240×幅240×奥行き340mm。重さ1.3kg。35,750円(匠工芸)
- まるでオブジェな存在感!
オットマンとしても使いやすい。
- 温もりを感じる滑らかな曲線美には、家具作りの名手、匠工芸ならではの技術力が光る。
モノ語り 3
計算ドリル感覚で
「今何時?」が楽しめる
【 アルバートクロック2ウォルナット 】
時間を知るのに時計を見る。大人だったらそこに頭を使うことはほぼないかもしれないし、そこに毎回楽しさを覚える人もいないだろう。でも、積極的に時計を見て時間を知りたくなるのがこちら。なんと、時刻を数式で表示するというもの。さまざまな計算式がデジタル文字で表示され、それを解かなくては時間がわからない。計算式の難易度や表示速度は6段階あるので、計算を覚えたてのお子さんとクイズ感覚で時間を当てるという楽しみ方も! 算数なんて簡単、なんて思っている大人も、パッと表示された式から、瞬時に時刻を割り出すのは簡単ではないかも。何気なく脳が刺激される、アミューズメント感覚の時計。計算に戸惑って遅刻しないように気をつけて!
サイズ:高さ16.8×幅33.3×奥行き5.2cm。重さ:約1200g。49,500円(MoMA Design Store 表参道)
- 「時間を知る」がお楽しみタイムに!
- 難易度、速度は6段階から選択可能。ほかに、スリープ機能や昼夜での表示輝度など機能も十分。
- ブルペン 03-6407-0526
- 匠工芸 0166-83-4400
- MoMA Design Store 表参道 03-5468-5801
撮影=伏見早織 スタイリング=佐々木誠 イラスト=SHOKO TAKAHASHI ロゴデザイン=大上戸由香(nebula) 編集=内田さやか
- 「LaLa Begin」は”「ほしい!」が見つかるGOOD LIFE BIBLE”。快適で楽しい暮らしを実現する「コト・モノ・ライフ」の最新&レアな情報を、リーズナブルからプレミアムまで、濃密な解説とともに紹介するモノ&ファッション誌です。新連載『家を楽しむモノ語り』Presented by LaLa BeginがみられるのはLIFE LABALマガジンだけ!
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