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長井 短|つまり家を着るって、どういうこと?
MOVIE 2022.05.13

長井 短|つまり家を着るって、どういうこと?

あの人が撮ったエンタメ

家を暮らしをもっと楽しんでほしいから、「HOUSE IS ENTERTAIMENT」をスローガンに、新たなクリエイターを応援するメディア『filmbum』が誕生!様々なジャンルで活躍するクリエイターたちが、エンターテインメントな日常を映像化したら、どんな作品ができるのだろうか?各監督に作品のコンセプトや家への想いを聞いてみた。トップバッターは、演劇モデルの長井短さん。夫婦共演の奇想天外なホームストーリーは、果たしてどのようにして生まれたのか。彼女の “頭の中” を少しだけ覗き見します。

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長井 短(演劇モデル)
長井 短(演劇モデル)
ながい・みじか|1993年生まれ、東京都出身。「演劇モデル」と称し、舞台、テレビ、映画と幅広く活躍。読者と同じ目線で感情を丁寧に綴りながらパンチが効いた文章も人気があり、様々な媒体に寄稿する中、初の著書「内緒にしといて」を晶文社より出版。
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filmbum
filmbum
家を舞台に巻き起こる「HOME STORIES(ホームストーリーズ)」を集めた、みんなで撮ってみんなでつくる動画アルバムメディアです。名前の由来は"記録"するfilmと、"記憶"するalbum。Dolive の住宅を舞台に、様々なジャンルで活躍するクリエイターが制作したfilmbum ORIGINAL作品も掲載。

この作品には、私の“好き”しか映っていない

長井短さんが監督を手がけたfilmbum『2021夏.mp4』は、思わずくすりと笑ってしまう奇想天外なストーリー。何かを観てストーリーを決めるのではなく、夫であり俳優の亀島一徳さんと “家で何してみたい?” からスタートしたというこの作品。ふたりが出した答えは「家を着てみたい」だったそう。

「なんだか家を着てみたかったんですよ。いろんな服を着て、家具を着て、最終的には家を丸ごと着ちゃうという(笑)」ふたりがバトル形式で、家の中のあらゆるものを着飾っていく映像は、シュールだけどなぜかジーンとくる。聞けば、妙に耳に残るBGMも「ちょっと歌作ってみよう」と、ふたりで作詞・作曲したというから驚きだ。

「編曲は、DJ HASEBEさんにお願いしました。音楽以外の、この作品に関わってくれたメンバーは、みんな私の幼馴染たち。プロではないので、技術的には拙いところも沢山あると思うんですけど、こんなに気を許した状態でカメラの前に立てたのは初めて。子供の頃に、みんながうちに遊びに来てくれた時のようでした」

長井さんいわく “どこを見渡しても特筆すべき点がないような、とにかく普通のマンション” だったが、そこでの平凡な生活が、とても好きだったという。

「私、家を舞台にした作品を撮っておいてなんですけど、家やインテリアにあまりこだわりがなくて。今住んでいる家のインテリアも、普通にソファがあって脈絡がない感じ。大量の洋服をいちいち畳むのが面倒くさいから、部屋のいろんなところに突っ張り棒を渡していて、そこに洋服が節操なくかかっています」

「間取りなんて、全然気に入ってない。むしろ住みにくい」ときっぱり。

「でも亀島くんと一緒に住んでいるだけで、そこは立派なスイートホームと胸を張って言える。個人的にはどんな家に住むかより、誰とどう過ごすかが大事かなと。とにかく情報量の多い空間だけど、亀島くんとダラダラとアニメを観ながら、テレビゲームしたりする時間が好きです」

そのスイートホームで、ああだこうだアイデアを持ち寄り、時に即興のラップも交わして手がけたという作品は、自由で、独特の世界観を持つ『長井短』らしい作風に仕上がっている。
「普段の仕事では俳優もモデルも、最後に入るセクションなので、話し合いの場にすら立てないことがあります。この作品は、自分でこんなにも考えていいんだ、悩んでいいんだってすごい嬉しい悩みがたくさんあって。自由ですごく楽しかったです。私の “好き” しか映っていない、そういう作品になったと思います」

この作品を観れば、彼女が役者としてもクリエイターとしても、もっともっと面白くなると思わせる、その振り幅の大きさに驚くのではないだろうか? とにもかくにも、今すぐfilmbumにアクセスして、“長井短ワールド” をご堪能あれ。

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