青柳 文子の「欧州おうち探し」
二児の母であるモデルで女優の青柳 文子さんが、理想的な子育て環境を探し求め、ヨーロッパを旅した。生活に溶け込む暮らしの智恵などインスピレーションを受けたところの写真を、本人の言葉とともにお届けする。
- 青柳 文子（モデル・女優）
- あおやぎ・ふみこ｜独創的な世界観とセンスで同世代女性から支持を集め、雑誌、映画、ドラマ、アーティストMV、CMなどに出演。映画や旅行のコラムを執筆、商品プロデュースなど様々な分野で才能を発揮している。二児の母。著書に『あか』（三栄書房）など。
- Instagram - @aoyagifumiko
こんにちは！理想的な子育て環境を探し求め、家なし生活を始めてはや1年（仮の拠点はありますよ）。定住地を探し、各地に足を運んでいます。ちょっと遠くに足を伸ばしすぎて、気づいたらヨーロッパに降り立ってしまった2022年、春。まずはデンマークからスタートし、オランダ、ベルギー、スウェーデンへ。
ふたりの子供とともに、ベビーカーを押しながら歩いた約1ヶ月。目的地は毎日、公園、学校、マーケット。そしてただただ道路を歩き、公共の交通機関やサービスを体感するだけの地味な旅でしたが、その中でも印象的だった景色をシェアしますね！
1. コペンハーゲンのインテリアショップ。食卓でキャンドルを使う習慣は真似したい。
2. 街中でよく見かける塗料屋さん。古い家の綻びも自分達で直しながら大切に使うライフスタイルが垣間見えて感心しました。
3. 自分には絶対真似できないディスプレイセンスとカラーバランス。かわいかったです。
4. 日本ではなかなか挑戦しづらい色使いの自転車。さすが！
5. コペンハーゲンの夜。なんて美しい街なの…と、滞在中200回は呟きました。
6. 観光本でよくみる景色は、どの国もわりと限られたエリアだけなのね、という学び。でもやっぱりきれい。
7. オランダでは、現地の人に観光へ連れて行ってもらいました。世界遺産の風車群。
8. ロッテルダムのキュービックハウス。ダッチデザインが好きなので、家の中もかわいくて興奮。
9. ユトレヒトの古いホテル。この旅で一番かわいかった朝食会場。
10. 街の至る所でデザインの力に感動していました。ダンボールが絵になるとは。
この2年、海外渡航が制限されていたこともあり、久々のヨーロッパはなんだか全く違う星に来たかのような、現実味がなく夢の中にいるような日々でした。でも海の向こうには、確かにここに暮らす人々がいて、全く違う価値観の暮らしがあるということを肌で感じられてよかったです。そして生きている限り、そこに自分も身を置ける可能性もあるという事実。夢が広がるじゃありませんか！
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