飾りながら収納できる、有孔ボードの壁。【ZERO-CUBE TOOLS】
“自分の空間を編集していくための道具箱”をコンセプトに掲げる「toolbox」と共につくり上げた、ZERO-CUBE TOOLS。住まいに自分らしさをにじませ、同時に収納も叶えるのが、部屋の随所に施した有孔ボードの壁。この壁に絵を描くような感覚で趣味のアイテムをディスプレイすれば、ずっと眺めていたくなる光景になる。
有孔ボードは、DIYの基本ともいうべきアイテム。ボードにあいた穴にフックやバーを引っ掛けたり、お好みのデザインのラックを取り付けたり。いつでも手の届く場所に趣味のアイテムをセットできると同時に、ちょっとしたDIYの気分も楽しめる。すると有孔ボードの壁をきっかけに、“住まいを編集する”ことの楽しさに気づくはず。
整理しながら収納できる、オープンシェルフ。【Mr.Standard】
雑誌『POPEYE』と共に手掛けたMr.Standardのテーマは、“家は、人生を楽しむための舞台”。その仕掛けのひとつとして備えているのが、住まいの真ん中に設えたオープンシェルフ。素材には住まいの天井や壁と同じ無垢のラワン材を採用し、そのラフな質感に収めるアイテムの一つひとつが映える。
このオープンシェルフは12面に細かく仕切られ、収納するモノを区分しやすいのも強み。衣類ひとつ取ってみても、長袖や半袖、ボトムスを分けて整理でき、さらには味付けだって思いのまま。暮らしに欠かせない実用品をセットするのと合わせ、お気に入りの雑貨やオブジェもディスプレイすれば、簡単に“絵になる収納”ができあがる。
収納と作業スペースが同居する、シェアスペース。【FREAK’S HOUSE】
人気のセレクトショップ「FREAK’S STORE」とつくったFREAK’S HOUSEの特徴は、家族との緩やかなつながりが生まれるデザイン。趣味も仕事も、自分の時間に没頭しながらも家族とのつながりを感じられるスペースのひとつが、収納を兼ねた2階のシェアスペース。間仕切りのないオープンな場所にシェルフを備えている。
どんな趣味にも道具は付き物。そのアイテムたちをシェルフにセットすれば、作業中にも手に取りやすく、さらには資料やメモ書きを貼り付けられる余白のスペースも完備。このシェアスペースに趣味の道具や資料を集結させれば、作業がはかどるのはもちろん、インスピレーションも刺激されるに違いない。
時間を忘れて没頭できる趣味は、日々の生活を豊かにする。一方、趣味が深まれば深まるほどに、所有するアイテムが増えていくのも事実。でも、そのアイテムたちを詰め込み、収納された様子が絵になるスペースがあれば、趣味を楽しむことに躊躇は無用。趣味そのものを楽しむのと同時に、道具をディスプレイすることまで楽しみになる。
- Text/Kyoko Oya
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ライフレーベル「私たちに
ついて もっと 知りたい…?そんなこと
言わずに 聞いてください…あきらめて
ハイって 答えましょうよ」