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オカタオカ|もしSunny Track House(サニートラックハウス)に住んだなら?
PRODUCT 2024.03.04

オカタオカ|もしSunny Track House(サニートラックハウス)に住んだなら?

イラストレーターとして東京を拠点に活躍し、2022年に鹿児島に移住したオカタオカさん。鹿児島には木工や陶芸、染色など、多くの作家が集まり、オカタオカさんもモノづくりに携わる友人に囲まれて楽しく暮らしている。その一方で、仕事に集中するため1日家に籠る日も多いとのことで、居住空間に居心地の良さを求める気持ちが強い様子。 家にいながら自然を感じられる住宅「Sunny Track House(サニートラックハウス)」。オカタオカさんなら、この家でどのように暮らすのだろうか?

INFORMATION
オカタオカさん(イラストレーター)
オカタオカさん(イラストレーター)
宮崎と鹿児島の県境で育つ。桑沢デザイン研究所卒業。書籍、アパレル、広告など幅広くイラストレーションを提供し、ペインティングのみならず、セラミックやウッドカットなどさまざまな手法の作品も発表している。近年ではカーアクセサリーブランド「HIGHWAY/南国灰道倶楽部」をスタートさせるなど、その活動は多岐にわたる。

求めたのは、明るい光と開放感に包まれた住空間。

オカタオカさんは鹿児島県日置市に暮らし、同じエリア内で新しい住まいに引っ越したばかり。今まさに、家具やオブジェのレイアウトをああでもないこうでもないと動かしながら空間づくりにいそしんでいる。

新居はみかん畑と竹林に囲まれた築40年ほどの平屋。自宅から徒歩15分で東シナ海に面した浜辺にアクセスできる、自然豊かなロケーションだ。「自宅に作業場を構えているので、家に篭りっぱなしの日も多いんです。だから日当たりが良くて、ゆったりとリラックスできる住まいを探していました」と家探しの条件を振り返る。

明るい採光とゆとりの空間といえば、「Sunny Track House」はまさにドンピシャ。1日のうち多くの時間を過ごすLDKを2階に設け、広々とした開口部からは自然光がたっぷりと降り注ぐ。そして、アウトサイドリビングとひと続きになったリビングダイニングは開放感満点。家にいながら太陽の光と風を感じ、ゆったりと寛ぐことができるのだ。

「バルコニーが約24帖あると聞いてびっくりしました。LDKとバルコニーがほぼ同じ広さなんですね。今までこういうおしゃれな新築戸建てに住んだことがないので新鮮な気持ちが湧きましたし、バルコニーを含む2階フロアがとても気持ち良さそうだなと思いました」

ゆったり寛ぐ屋外リビング。あるときはインスピレーションの場に。

今回は「もしSunny Track Houseに住んだなら?」をテーマに、オカタオカさんが描き下ろしたイラストを添えて理想の住まいを探っていく。まずは、2階のLDKとつながるバルコニーの過ごし方について聞いてみた。

「このバルコニーが“アウトサイドリビング”と呼ばれているように、“もうひとつのリビング”をイメージしました。僕の中では外遊びをする場所というより、リビングの延長として寛ぐ場所のイメージ。とにかく気持ちよく過ごしたいなと思いました」

「東京の友人宅にも大きなバルコニーがあって、遊びに行ったときにすごく新鮮に感じました。備え付けのベンチでコーヒー飲んだり、ギターを弾いてみたり、何をするでもなく1日ボ〜ッとのんびり過ごすだけでも最高だなぁと。特に天気がいい日にこんなゆったりとしたバルコニーで過ごせたら、それだけで幸せな気持ちに包まれそうですよね」

イラストでは、躍動感あふれる植物も印象的。「植物を育てるのが楽しいだろうな」とオカタオカさんが語るように、風通り・日当たり良好のアウトサイドリビングなら植物が元気に育つはず。そして水やりも快適に行えるので、作業というより水遊びの感覚で楽しめそうだ。

「大きな熱帯植物も育てがいがありそうですよね。大型のプランターもいくつか並べて、植物だけでなく動物たちが集まる場所になればいいなと想像を膨らませました」

やわらかな光、流れゆく雲、すがすがしい風、そして植物や動物など自然に触れることで、感受性が磨かれてインスピレーションも研ぎ澄まされそう。このアウトサイドリビングならインプットはもちろん、アウトプットするにも想像を超えた広がりを期待できそうだ。

「普段外で絵を描く習慣はないけれど、こういう場所が自宅にあったら外で絵を描くのもいいかも。あと、大きなキャンバスと絵の具でイラストを描いてみたくなりました。新しいことにチャレンジしてみようと思える、“外の力”ってありますよね」

太陽の光に導かれる心地良さを知って、暮らしが豊かになった。

実生活で日当たりのいい住まいに住み始めたオカタオカさん。忙しい毎日の中で、ライフスタイルや気持ちの面にちょっとした変化があったという。

「数年前までは、日中作業に追われていたらいつの間にか19時、20時に…なんてことが多々ありました。気づいたときには外が真っ暗で、何も感じられないまま1日が淡々と終わってしまう。なんだかもったいないというか、虚しいですよね。鹿児島に住み始めてからは時間の流れがゆっくりと感じられ、自宅も日当たりがいいので、太陽の動きとともに過ごせて健康的です」

朝日で目覚め、眠気覚ましにコーヒーを飲み、さっと家事を済ませたら仕事開始。疲れたら外の空気を吸ったり、お茶を飲んで気分転換を挟んだり、太陽が沈む頃には仕事を終える。そんな人間らしい規則正しい生活のおかげで、仕事が立て込んでも不思議と心に余裕があるとオカタオカさんは語る。

「特に僕は自宅で仕事をしているので、ちょっとでも気分転換できる環境をそばに置いておきたくて。デスクにも大好きなオブジェやアート作品を並べて、作業時間を楽しく過ごせるようにしています」

開放感あふれる大きな窓で、屋内・屋外がシームレスにつながる大空間へと変身するSunny Track House。この家ならきっとお気に入りのものに囲まれて過ごすことができて、さらに太陽の動きとともに自然な時間の流れを謳歌する暮らしが叶うはずだ。

ユニークな視点と審美眼で、住空間に自分らしさを吹き込む。

「まだ新居に住み始めたばかりですが、部屋の見せ方や使い方は月日が経ったら都度変化させるのもいいかなと考えています。それこそちょっとした模様替えじゃなくて、部屋の用途ごとまるっと変えるのもおもしろそう。居心地の良い空間の中で、人が思いつかないようなことを取り入れて、空間づくりを楽しんでいきたいと思います」

自然に触れながら光に包まれる心地良さを感じ、日々の機微に目を向け、おおらかに暮らすこと。オカタオカさんが考えるSunny Track Houseの暮らしから、人生観にもつながる大切なヒントを学べた気がする。

  • Photo/Yuki Katsumura
  • Illust/Okataoka
  • Text/Maiko Shimokawa

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