アイデアが閃き、趣味を後押し。暮らしを拡張してくれるフリークスハウス。
インドア・アウトドアに関わらず、フリークスハウスの住人はなにかしらの趣味を持っている人が多い。とは言っても、元から趣味があったとは限らない。フリークスハウスで時間を過ごすなかで趣味を見つけたという人もいる。阿部圭佑さんもそのひとりで、ここへ引っ越してきてからやりたいことが閃いて、趣味がどんどん増えていったという。その理由はどこにあるのか。答えを探しに、一路、新潟へ。
- 阿部 圭佑(会社員)
- あべ・けいすけ|妻の瑞希さん、長男の怜央くん、次男の理来くん、愛犬のこむぎちゃんの4人と1匹暮らし。2021年、地元である新潟県にフリークスハウスを建て移り住む。現在の趣味はレコード収集、カラオケ、そしてキャンプ。愛車はトヨタのハイラックス。
- Instagram:@f_house.kom
どうしても諦めきれず、新築から新築へ。
「実は、家を建てたのが2回目なんです」
そう語る圭佑さんは32歳。30代前半で家を2軒も建てているとなれば、ほとんどの場合、よほど特別な事情があるか投資目的のどちらかだ。けれど、圭佑さんの理由は違う。「フリークスハウスにどうしても住みたくなったから」だった。
「結婚した当初に、この近くに一軒家を建てたんです。もちろん子供たちのことも考えて建てましたし、終の住処だと思っていました。でも、あるときフリークスハウスのオーナー募集のチラシを目にして、もう…一目惚れでしたね」
妻の瑞希さんも「家を建てたばかりだったから、それを聞いたときは驚きました」というが、圭佑さんの熱意にほだされて了承し、2021年からフリークスハウスに住み始めた。幸いにも、以前に建てた一軒家を高値で売却することができ、フラットな状態でフリークスハウスへ移り住むことができたという。
「以前の家も特に不便はなかったんですが、逆に言うと『ここが好き』と思えるようなところもありませんでした。でも、フリークスハウスは外観も内装もとにかくかっこよかったし、この家であれば愛着を持って、ずっと住み続けられると思ったんです」
デザインより機能より、動線。
アメリカの平屋を思わせる外観と、無垢の木をふんだんに使用した内装、開放的な吹き抜けに壁一面の大きな窓でリビングと繋がった中庭。圭佑さんの心を掴んで離さなかったそんなフリークスハウスだけれど、住んでみて最も感動したのは動線の良さだったという。
「家は2階建てですけど、お風呂や洗面所、夫婦の寝室が1階にあるので、基本的に1階でことが足りるんです。この動線は住む前まで気づかなかったのですが、かなり気に入ってます」
2階はというと、現在は子供たちのための場所になっている。階段を登った先のスペースには備えつけの勉強机があり、その隣には子供たちの寝室が。
勉強机があるスペースと一階のLDKには隔てるものがないから、いつでも子供たちの気配を感じることができるし、寝室にはリビングと接する開閉式の大きな窓があるため、子供たちが寝室にいても声は漏れ聞こえてくる。「私のお気に入りは、こうして家族がいつでも繋がっていられるところ」と話すのは妻の瑞希さん。
一階リビングの隣にある中庭は、愛犬・こむぎちゃんの主戦場になっている。ボール遊びをするのに十分なスペースがあり、ここで目一杯遊べば散歩要らず。愛犬のことを考えて、そこには一面天然芝を敷き詰めた。
休みの日には、同じく中庭に設置されているウッドデッキで家族団欒の時間を過ごすこともあるという。アウトドア用のチェアとテーブルを置けば、公園に行かずとも簡単にピクニック気分を味わうことができるのだ。夜は夜で、小さなバーナーを持ち出して、そこでチャチャっとつまみを作り、星空を見ながら晩酌するなんてことも。
ホテルライクにしてみたり、書斎を作ったり、変幻自在。
規格住宅のフリークスハウスだからこそ、自分のライフスタイルや趣味趣向にあわせて、細かな仕様はいくらでも変更することができる。この家で言うなら例えば浴室。そこは、アメリカンなリビングやキッチンとは一転、さながらホテルのような佇まいになっていて、夫婦ともにお気に入りの場所でもある。
「ガラス張りなのでお風呂が丸見えだし掃除は大変なんですけど(笑)、とても広く感じるんです。それと洗面台や鏡、照明は『toolbox』のもので、デザインが大好き。ここにいるだけで、ちょっと気分があがりますよね」
電気スイッチも「toolbox」のものを採用。家に占める割合は極々小さいけれど、こうした小さなこだわりがインテリアのスパイスになってくれている。
最近、リビングの片隅に新設されたのは圭佑さんの書斎スペース。そこにはゲーム機器とデスク、そしてレコードプレーヤーがある。壁にはお気に入りのレコードをディスプレイするための棚をDIYで取り付けて、魅せる収納としても完璧。
「ゲームは昔から好きだったので、念願叶ってやっと設置できたという感じです。一方で、これまでレコードには興味がなかったんです。でも、あるとき、無性にレコードで音楽が聴きたくなったんですよね。きっとこの家が、そういう気分にさせたんだと思います」
ほかにも、この家に住むようになってみつけた趣味がキャンプ。家の前に駐まるトヨタのハイラックスに荷物を積んで、今年の夏はキャンプ三昧になる予定とのこと。ちなみに、家の前にはあえてガレージを設置していない。その理由は「ガレージを置いてしまうと、かっこいい家の外観が見えなくなってしまうから」だ。
やりたいことが閃き、それを実現できる住まい。
人生において、家は最も多くの時間を過ごす場所。きっと、自分たちが思っているよりも多くの影響を家から受けているのだと思う。どんな家に住むかによって気分は変わるし、ライフスタイルや趣味趣向も変容していく。
その点、フリークスハウスは、どこにいても木のぬくもりが感じられて、家族を隔てない開放的な空間が広がっている。そうした場所に住むことで不思議と気分はポジティブになっていき、いろんなものに目が向けられ、これまで思いもよらなかったものに興味が湧いたりもする。
「ここに住んでから、やりたいことがどんどん閃くんです」
この言葉が、すべてを物語っているのだと思う。そしてこれこそが、フリークスハウス最大の特徴なのかもしれない。
住む前も、住んだ後も。『LIFE LABELの家づくりアプリ』で閃きを。
圭佑さんが、フリークスハウスに住む前に活用したというのが『LIFE LABELの家づくりアプリ』。アプリ内では家を建てた際のシミュレーションを細かく行うことができるだけでなく、既にフリークスハウスに住む先輩住人たちのライフスタイルを参考にしたり、暮らしのアイデアを見て、自分の“住みたい”をイメージできる。家づくりの閃きが、そこにはたくさんあるというわけ。
「『toolbox』の内装建材があることも、このアプリで知りました。ほかにも、家の使い方の参考になる写真があって、いまも時間をみつけてはチェックするようにしています」
そこで新しい発見をしては、定期的に家のアップデートを行っているという圭佑さん。よく訪れる知人や友人も、その変わりぶりには毎度驚くという。圭佑さんファミリーが暮らす、こだわりの詰まったこのフリークスハウスも暮らしのアイデアとしてアプリ内で見ることができる。
住む前も、住んだあとも。ぜひ『LIFE LABELの家づくりアプリ』を活用してみて。
- Photo/Sana Kondo
- Text/Keisuke Kimura
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