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植物と共に暮らす、グリーン愛に満ちた好き間。
GREEN LIFE 2022.06.23

植物と共に暮らす、グリーン愛に満ちた好き間。

風間 エイリ(モデル)&TEITO(ブランドデザイナー)

こだわりを持って趣味を楽しむ人が、“好き”が真ん中にある家に住んだなら、どんな間取りと暮らしを思い描くだろうか。今回は100株以上もの植物と愛犬の“ステラ”と共に暮らすモデルの風間エイリさん&ブランドデザイナーのTEITOさんと一緒に、「amadana(アマダナ)」とコラボした住宅「amadana base produced by amadana」での暮らし方を考えてみました。

INFORMATION
風間 エイリ(モデル)
風間 エイリ(モデル)
かざま・えいり|1993年生まれ。モデルとして雑誌や広告を中心に活動する傍ら、グリーンスタイリストとして独立するための修行中。Instagramのほか、自身のYouTubeチャンネル『stella nursery』を通じても、自宅で育てる植物の様子や魅力を発信する。
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TEITO(ブランドデザイナー)
TEITO(ブランドデザイナー)
テイト|1993年生まれ。文化服装学院卒業後に自身のグラフィックブランドを立ち上げ、2019年に新たなプロジェクト「BoTT」をスタート。印象的なグラフィックを施したアパレルの数々が注目を浴びている。

20株から100株へ、植物を増やしたくなる住まい。

モデルとして活動する風間エイリさんと、自身のストリートウェアブランド「BoTT」のデザイナーを務めるTEITOさん。ふたりが一緒に暮らし始めたのは約1年半前のこと。お互いが新居に持ち寄った観葉植物の数は計20株ほど。それが驚くことなかれ、今では100株以上に増えている。

「植物は、生活に欠かせない存在。TEITOくんも私も同じように考えていて。それだけに一緒に暮らす部屋を探すにも、おのずと植物を育てやすい環境であることが条件になっていた気がします。結果的にこの家に決めたのも、日当たりの良さと風通しの良さが大きな理由です」(エイリさん)

ふたりの住まいは、閑静な住宅街に佇むヴィンテージマンション。エイリさんの言葉どおりに大きな窓から陽光が降り注ぎ、リノベーションによって開放的に生まれ変わったLDKに吹き込む風が心地いい。壁も天井もホワイトに張り替えられ、みずみずしい植物のグリーンがよく映える。

植物がすくすくと育つ空間だけに、ついつい数を増やしてしまうのも納得。手のひらサイズから人間の身長ほどもある大ぶりな植物まで、そのルックスは個性豊か。さらには床に直置きしたり、ハンギングしたり、はたまたラックに並べたり。バラエティに富んだディスプレイが、部屋にリズミカルな印象をもたらしている。

「植物が日光浴できる広めのベランダも、この部屋を選んだ決め手のひとつです。室内にもベランダにもこれだけの数があると、水やりは妻が半日がかりでしています(笑)。でも、植物に囲まれた生活って気持ちいいんです。なんとなく気持ちが晴れるというか、空気もちょっと澄んでいるような気がして」(TEITOさん)

窓際にハンギングされた植物が“好き”の証。

お互いが持ち寄った約20株の植物からスタートし、さらに緑あふれる住まいを実現していったふたり。とりわけエイリさんは植物の魅力にとことんハマり、モデル業の傍ら、植物のスタイリングを専門に手掛ける“グリーンスタイリスト”を目指しているほど。

「植物の生態に興味があるんです。例えば、モスグリーンのポットに植えている、ブーファン・ディスティカという塊根植物。これ、葉っぱの1枚1枚が波打つようにねじれながら、きれいな扇形に広がっていくんです。眺めていると時間を忘れてしまいますね、どうしてこんなに不思議な形なんだろう?って(笑)」(エイリさん)

大きな窓を覆うようなハンギングディスプレイも、植物を愛でる気持ちの表れ。本来は自然環境に生きる植物だけに、部屋のなかでも特に日の差す窓際にセットしてこそ、より伸び伸びと枝葉を伸ばしていく。その結果が窓際に吊された植物であり、エイリさんは「今ではこれが、ちょっとしたカーテン代わりです」と笑う。

そうしたディスプレイ方法だけでなく、植物をより魅力的に見せているのが、エイリさんがセレクトするプラントポット。スタンダードな素焼きはもちろん、ポップからシックなデザインのものまであらゆるテイストの鉢が植物の表情を引き立たせ、なかにはスニーカーの形をしたユーモラスなポットも顔を出す。

「スニーカー型の鉢はニューヨーク発のプラントスタジオ、Original Roseのプロダクト。石膏でできていて、植物とのコントラストがおもしろいですよね。ちなみに、部屋の角にセットしているウッドラックはオリジナル。友人でありクリエイターの栁澤春馬くんが、植物専用に作ってくれたんです」(エイリさん)

ウッドの家具も赤のカラーリングも“植物のため”に。

「植物そのものへの興味が強い妻に対し、僕にとって植物は部屋を視覚的にも心地良くしてくれるもの。植物があると部屋が明るく見えるし、空間が引き締まるような気がして。特にモンステラやパキラのような大型の植物は、存在感があるので空間を一気に活気づけてくれます」(TEITOさん)

同じ植物好きとあっても、絶妙に“好きの角度”が異なるふたり。それだけに部屋作りの役割分担も明確。植物のセレクトやディスプレイはエイリさんが担当し、部屋にあふれるグリーンをまとめ上げるようにTEITOさんが家具やアートを選び、レイアウトしている。

「植物が多い部屋には、やっぱりウッドの家具が似合いますよね。うちにあるラックやキャビネットは、ほとんどが木製。それにアクセントカラーとして、赤を使うのも好きかもしれない。赤と緑は補色の関係とあって、植物との相性もいい気がして」(TEITOさん)

その色使いの感覚は、さすがはクリエイター。TEITOさんは自宅の個室を仕事場にし、LDKの植物を眺めることはひとつの息抜き。仕事部屋には緑色のスチールラックがレイアウトされ、オレンジとホワイトのチェアが目を引く。これらの家具をアクセントに、大胆にも壁に張られたブランケットもまた、彼のセンスを物語る。

もしamadana baseに住んだなら、緑生い茂るジャングルのような空間に。

それぞれが持つ“好き”の方向性を生かし、お互いの役割をハイセンスに融合させながら100株以上もの観葉植物と共に暮らすエイリさんとTEITOさん。そんなふたりが「amadana base produced by amadana」に住んだとしたら、いったい、どんな空間に仕上げるのだろうか…。

「日本の環境ではなかなか難しい、熱帯の珍しい植物を育ててみたいんです。こんなにも広々とした空間なら、日の当たるテラスに温室だって設置できそうですよね。それにエントランスに面したスペースは土間にして、植物の水やり場にしたくて。大型の植物にもたっぷり水をあげられるし、愛犬のステラも思いっきり駆け回れそう!」(エイリさん)

「これだけの天井高があれば、今よりもっと背の高い植物が育てられるはず。吹き抜けのLDKに大きな木を何本も並べて、ちょっとしたジャングルみたいにして。そのジャングルと隣り合わせた場所に、お互いの書斎も作れたら最高です。こんな家に住めたとしたら、どんな家具やアートを合わせようか…。妄想がはかどりますね(笑)」(TEITOさん)

天井高も奥行きも開放的な「amadana base produced by amadana」なら、ユーモラスなフォルムをした熱帯植物もすくすくと育ち、樹木のように大ぶりな植物をめいっぱい育てることも夢じゃない。そうしたジャングルのような空間にハイセンスな家具とアートを融合させ、これまで以上に心地よく、心弾ませる住まいになるに違いない。

  • Photo/Chie Kushibiki
  • Text/Kyoko Oya
  • Illust/Daisketch
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