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世界の注目都市の暮らし #2【韓国第2の都市・釜山】
TRIP 2022.07.08

世界の注目都市の暮らし #2【韓国第2の都市・釜山】

世界の注目都市に住む人々はどんな風に暮らしを楽しんでいるのだろう? 連載2回目は、お隣の国・韓国の第2の都市である“釜山”。釜山は、24時間営業している飲食店も多く、昼夜を問わず一日中観光を楽しめる活気溢れる大都市。そんな釜山で暮らすクリエイターは、限られたスペースの中で、シンプルながらもこだわりのデザインの家具や工夫を凝らした空間の使い方で各々の家での暮らしを楽しんでいました。

【What’s 釜山?】商業と文化と自然と。ダイナミックな観光都市・釜山。

360万人が住む韓国第2の大都市、釜山。世界を繋ぐ物流の玄関口でもある釜山は、急成長し続ける大都市でありながらも、温暖な気候と自然溢れるエリアがすぐ側にある豊な環境が、再び注目されている。近年では、現代美術の祭典「釜山ビエンナーレ」や「釜山国際映画祭」が開かれるなど、世界のアートシーンやカルチャーシーンからも脚光を集めている。

【クリエイター1】ゆっくり少しづつ。シナブロな私たちの、シンプル&キュートな家づくり。

INFORMATION
Sinaさん(ファイバーアーティスト)
Sinaさん(ファイバーアーティスト)
学生時代にファイバーアート(※繊維素材を用いる作品のこと)を専攻、その後ソウルのテキスタイルデザイン会社で2年ほど勤務。ソウルでキャリアを積み、故郷である釜山にてブランド「シナブロワークルーム」を設立。作業室、工房、Airbnbとしての運営を行う。現在は工房をリニューアル中。個人で制作をしながら、一階で「シナブロワークルームカフェ&バー」を運営している。

「“シナブロ(古い韓国の言葉で「ゆっくり少しづつ、知らぬ間に少しづつ」などの意味)”な私とパートナー、そして4歳になる愛娘リアと住んでいます。家はまるで巨大なキャットタワーのような、真っ白な台形型の三階建。一階はシナブロワークルームカフェ&バー。二階は作業室兼キッチン。三階は家族の憩いの場となっています」

「インテリアで一番の重要ポイントは窓。我が家では、窓外の景色があまり良くない箇所にガラスブロックを使用し、採光を良くしました。眺望の良い箇所には、解放感を与えるドイツ式のドレーキップ窓を。窓の外に小さなテラスを作って、自分だけの小さな庭園を楽しんでいます」

「限られたスペースには、圧迫感を与えないrareraw式(韓国の家具ブランド。シンプルだけど、カラフルで遊びが効いているアイテムで人気)のウォールシェルフを取り付けました。使用目的に合わせて棚の配置を動かせるので、作業スペースにとてもマッチしたアイテムです」

Sinaさんの家は、断熱・騒音にも強く開放感のあるドイツ式のドレーキップ窓を採用している。

あえて装飾を施していないシンプルな白い壁、落ち着いた明かりを灯すベッドサイドランプ、森林を思わせるようなグリーン系のルームスプレーを置くなど、リラックス&熟眠出来るベッドルーム空間。「NAVIEN」の温水マットレスは、片面は涼しい素材、もう片面は温かい温水マットレスという仕様。

ベッドルームのお気に入りアイテムは、他の製品よりもエタノール含有量が少ない「ロクシタン」のピローミスト。「森の中にいるような香りは、心地よいベッドルームを演出してくれます」

「新しい材料や珍しい食べ物にチャレンジすることが大好きなので、白い壁タイルにステンレス素材の収納棚を取り付け、実験室のようなキッチンにしました。キッチン裏側の収納スペースは日当たりが悪いので、華やかなイエローカラーを全体にあしらい、活気ある空間になるよう仕上げました」

「海外のWebショップで購入した「HAY」のキッチンラックは、待っていた時間が惜しくないほどの美しさと実用性を兼ねたラックです」

【クリエイター2】海を眺めながらペットと過ごす、こだわりの空間。

INFORMATION
Byeongmin Baeさん(家具デザイナー/家具職人)
Byeongmin Baeさん(家具デザイナー/家具職人)
木材と金属を主に、オーダーメイド方式で家具製作を行っている。街に同じようなデザインが溢れていると感じことをきっかけに、自分にしか出来ないプロフェッショナルなデザイン、制作をモットーとしている。現在は、家具やインテリア雑貨などを取り扱うオリジナルブランドを準備中。

犬1匹、猫2匹との共同生活。玄関を入って廊下を抜けると、直ぐ海が見えるテラスが現れる。一般的な韓国のアパート構造と違い、開放感を感じさせる間取り。

「音楽と植物は自分にとって沢山のインスピレーションを与えてくれるもの。植物はリビングの雰囲気が重くならないよう、色んなところに置いてます。また、リビングルームで仕事をする時にベストな状態で音楽を楽しめるよう、スピーカーは自作のウォールシェルフを配置しました」

「トリネコを削って作ったオリジナルのオブジェは、置いておくだけでもエネルギーを感じるとことが出来ると思います」

ゲストとペットたちの為に作った自作のベッド。「空間の開放感を保つために、背もたれがあるソファーではなく、あえてベッドタイプにしました」

「ベッドルームはリラックス出来るよう、落ち着いた雰囲気にまとめました」照明は全て柔らかい色の電球にして、明るさを最大限落とし、ペットたちと一緒に眠れるようキングサイズのベッドと、ベッド脇にチョルス(愛犬)のための専用チェアも製作。高いところを好む猫たちには、高さのあるチェストの上にクッションを配置。

映画俳優として有名なハ・ジョンウの、画家としての作品。「このポスター作品は、2020年作。昨年開催された個展で購入しました」

「ビルトイン収納だけでは足りないと感じたので、クローゼット横にくっついているドレッサーとセットで自分で製作しました」

「キッチンは料理や食事を楽しむ空間ですが、家でデザイン業を行っている私にとっては、時にキッチンは自分だけのカフェスペースにもなります。」キッチンカウンターの下は猫たちのご飯・水飲み場の定位置。直ぐ横に手作りのキャットタワーを設置。

「家具の仕事をスタートさせた時、偶然、欅が手に入ったので何か特別なインテリアを作りたいなと思い、こだわりのトレイを作りました。」

【クリエイター3】リラックス&クリエイティブ。“好き”に囲まれた、オルタナティブな部屋づくり。

INFORMATION
Kiman Kimさん(グリーンスタイリスト)
Kiman Kimさん(グリーンスタイリスト)
2015年より釜山を拠点としたグリーンショップ「bota」を運営。商業施設や個人店でのグリーンスタイリングを行うほか、ヴィンテージ・アパレル「bonovista」と共に「bonovista&bota」と言うショップ名にて、初心者の人にも取り扱いやすい植物や、リーズナブルな価格での植物の紹介・販売を行っている。

韓国の一般的な住宅構造のアパート。寝室・バスルーム・ダイニングキッチンで構成された部屋は、韓国アパートの中でも最もスタンダードな間取り。

リビングルームは一番長い時間を過ごす場所。最もスペースを取っているのはスピーカーとレコード。スピーカーは「bawers & willkins」、アンプは「Mckintosh」、ターンテーブルは「Technics」。
「大好きなジャズのレコードが一番よく聞こえるこだわりのセッティングです。植物に囲まれた空間で、カフェタイムや音楽、読書を楽しんでいます」

建築家Le Corbusier(ル・コルビュジエ)がデザインした照明、Nemo lightinの「Marsseille(マルセイユ)」。
「洗練されたモダンなデザインが気に入っています」

「落ち着いた明るさのライト、心地よい寝具、適度な弾力のマットレス。目を覚ました時にリフレッシュ出来るような植物、適度な湿度を保ってくれる植物などを配置しているので、とても快適な空間です」

「ベッド脇の「Artemide」の間接照明は、ほのかな明るさで良質な睡眠に一役買っています」

最近、就寝前に読み直している作家ペク・ナムジュンの作品集。「定期的に他の分野で働く方達の書籍をチェックし、インスピレーションを得ています」

「心地よく過ごせる空間にしたかったので、海外旅行に行った際に購入した、お気に入りのインテリア雑貨を置いています。もちろん、植物もマストです」

「伝統陶磁器工房アトリエ「早日窯」を運営している作家さんの作品です。重厚感があり歴史的意味の深いマグカップですが、インテリアとしても空間に溶け込みやすいです。」

独特な感性を持ったクリエイターの住む家は、限られたスペースの中でも家具や空間の使い方で、個性を持たせていました皆さんの暮らしの中にも真似できることがいっぱいあるはず。ぜひ、釜山の暮らしぶりを取り入れてみませんか。

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