自宅で念願のお店をオープン!夢が詰まった西海岸風ハウス。
#006 神奈川県A様
ビーチから歩いてわずか4分。潮風薫る湘南エリアに暮らすA様一家。元バンドマンのご主人と自宅でお店を経営する奥様、わんぱく盛りの息子さんとの幸せなビーチライフを覗いてみましょう。
海辺に家を建ててもらうことが、結婚の条件だった!?
「いつか海の近くに一軒家を建てて、自分のお店を持たせてね ♪」
これはプロポーズを受けた時に、当時洋服のデザイナーをしていた奥様がご主人にひとつだけお願いしたこと。
聞けば “結婚したら自宅でお店をやる” というのが、子供の頃からの夢だったと言います。それから10年の月日が流れ、昨年奥様が大好きな海の側で、見事夢を叶えられました。
奥様いわく、初めてモデルルームでZERO-CUBEを目にした時、全身に稲妻のようなものが走ったとか。「だって、新婚当時に『こんな家に住みたい』と描いていた設計図通りの家が、目の前にあるんですもんっ!」と興奮気味に語ります(笑)。
夫妻が選んだのは、奥様の原案にもっとも近かったという、ZERO-CUBE+PENTHOUSE。広い屋上と、バルコニーに繋がるペントハウスが魅力の3階建て住宅です。
A様一家の家づくりは奥様がブレーンで、不動産会社に勤めるご主人が土地探しを担当(あとローン)。より理想の家に近づけるために、手書きの設計図持参で打ち合わせを何度も重ねたそう。当時を振り返り「妻の熱量がすごかったので、うかつに口を出せなかったです……」とご主人(笑)。
しかし、そこはさすが年上女房の奥様。「趣味部屋が欲しいなぁ」「リビングにパソコンコーナーを作りたい」と、ポツリと漏らしたご主人の意見もしっかり反映させ、夢の住まいを完成させました。
夢はひとつじゃないから。目指したのは “進化する家”
A様のお宅は、1階に奥様が営むショップ「431.square」があり、2階・3階は居住スペースとなっています。内装は白やブルーなどのマリンカラーを基調に、潮風にさらされたような風合いの家具、ゆるりとまわるシーリングファン、奥様の趣味であるサーフィンのボードがラフに置かれ、西海岸の空と海を連想させる、明るく爽やかな空間です。
前職で店舗立ち上げにも携わってきた奥様、空間づくりはお手のもの。 目指したのは “進化する家” だそう。
「実は店舗奥に、母のためにシャワーやキッチンを完備したワンルームを用意しているんです。もし母が使わなければ、(店舗とワンルームを仕切る)壁を抜いてカフェを営業したり、近所のママ友とお惣菜屋さんを開きたいねって話してて。玄関脇に壁を設置すれば、完全二世帯住宅にも。息子夫婦さえよければ、将来一緒に暮らすのも楽しそう!」
「夢多き人間なんで、その時々の生活や気持ちに合った間取りに変えられるようにしたかったんです」と奥様。さらに! この家には “ママがご機嫌でいられる工夫” も満載です。
「パントリーを設置して危険なものを丸っと収納しているので、息子のいたずら防止もバッチリ。何よりこだわったのは、息子が思いっきり走り回れる場所を確保すること。なにぶん40歳で産んでいるんで、毎日公園に連れていく体力がないんですよね(笑)。だから家である程度子育てが完結するよう、広々としたリビングスペースとゆったりとしたバルコニーは欠かせませんでしたね」
そんな開放的なリビングで行われる、A様ご家族の恒例行事といえば駅伝大会。……一体どんな大会なのでしょう?
「箱根駅伝のコース沿線が自宅近くなので、今年みんなで応援に行ったんですけど。その際に配られる旗を持って、3人で列になってリビングをひたすら走り続けるんですよ!」とご主人。息子隊長は厳しく、毎回ゼーゼーいうほど走らされるそうですが、楽しそうな光景が目に浮かびます(笑)。
空や潮風を感じられるバルコニーで、家族の時間を楽しむ
屋上の伸びやかなバルコニーは、息子さんも夫妻もお気に入りの場所。高い壁に囲まれていますが、光や景色を限定的にすることで、かえって心地の良い空間になっているのだとか。
「夏場は巨大なビニールプールを出して、毎日のように夕涼みがてら水遊びをします。外からの視線が気にならないので、私も水着を着てしっかり参戦(笑)。夫も半裸になって、芝生に寝そべって日焼けを楽しんでいるんですよ」とのこと。そのほかヨガをしたり、お昼寝をしたり、星空鑑賞をしたり、友人とお酒を飲んだり。周りの目を気にせずに、外の空気を楽しめるバルコニーでのひとときは、心からの安息をもたらすそう。
さらに休日の夕暮れ時は、3人で手を繋いで、海辺をお散歩するのもお決まりの過ごし方。茜色に染まった空、海面に映るもうひとつの夕日は、心が洗われる美しさだと言います。
「今は産後でお休み中なんですけど、海に行くと波乗りしたくなっちゃいますね!」と奥様。マリンスポーツ好きの奥様ですが、ご主人は海に入るのが苦手だとか。趣味を聞くと “音楽と睡眠” とのこと(笑)。ゆえに「自分の部屋で大好きなロックを聴きながら、ベッドでまどろむ時間が最高に幸せ!」なのだそう。
奥様の夢が長いときを経て、現実となったこちらの住まい。夫妻にとってこの家は、楽しい暮らしを体験しながら、ゆうゆう、未来を思い描く場所。幸せそうな姿に、素敵な家づくりは、同時に素敵な家族を養うのだなと感じました。
※お施主さま独自のカスタマイズが含まれており、標準仕様と異なる場合がございます。詳しくはお近くの相談窓口まで。
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