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赤くて可愛いジャムを煮る
FOOD & HEALTH 2016.09.16

赤くて可愛いジャムを煮る

インテリアスタイリスト 大谷優依

「飾ること 暮らすこと」は、インテリアスタイリスト・大谷優依さんが、自らのライフスタイルを切り取って紹介してくれる連載企画です。話題のインテリアや季節にあわせたスタイリング方法など、見どころ満載!アイテムのセレクトやお部屋づくりの参考にぜひ!

この仕事をしていると、見た目の可愛さから惚れてしまうことが多く、
特に食べ物なんかでも、撮影に出てきたら可愛いだろうな〜とか、そんな視点で見てしまいます。

最近はまっているプルーンジャムもそのひとつ。
生の果実のダークバイオレット色も、もちろん好きなのですが、
ジャムにした時のこの鮮やかな赤色は、わっとココロ踊るような綺麗な色で、
もちろん美味しいのですが、この赤色が見たくて作っていたりします。

鮮やかなカラーは、インテリアやお洋服では私は敬遠してしまうんですが、
やっぱり元気がでる色なんだな〜。

ジャムを煮る時はだいたいが夜で、
ジャムを焦がさないようお鍋の前でボーっと木べらを回していると、
不思議と色々と考え事が進みます。

そうして出来上がったジャムは、
サンフランシスコのスーパーで安く買ったアメリカンな瓶へ。​

空き瓶も有効活用。

翌朝には、赤色が一番綺麗に見える白いお皿にスコーンを乗せて。
ちょっと酸っぱくて美味しいプルーンジャム、やっぱり赤くて可愛い。

朝食のスコーンに手作りのプルーンジャムをのせて。

INFORMATION
大谷 優依 – YUI OTANI
大谷 優依 – YUI OTANI
多摩美術大学環境デザイン学科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。