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先輩たちに学ぶ、“住んで楽しい”家づくり。|TAKE YOUR PICK vol.6 後編
PRODUCT 2024.07.29

先輩たちに学ぶ、“住んで楽しい”家づくり。|TAKE YOUR PICK vol.6 後編

家づくりは悩んで当然。そこで、LIFE LABELの住宅に暮らす先輩たちへのアンケートをもとに、家づくりの成功例をご紹介。後編となる今回はFREAK’S HOUSE、ZERO-CUBE WAREHOUSE、ZERO-CUBE TOOLSの3つの商品をピックアップ。家選びの決め手から追加オプション、さらにはマイホームでの過ごし方にもフォーカスする。

家の内外がフラットに“つながる”住まい。【FREAK’S HOUSE】

「ウッドデッキに面した窓を全開にして、愛犬とのんびり。家に招いた友人もこの開放感を気に入ってくれたのか、わが家に遊びにくることが多く、人の集まる家になりました。ひと目惚れしたおしゃれなデザインは、友人にもとっても好評です!」

まずご紹介するのは、アメリカンライフスタイルを提案する「FREAK’S STORE」と共につくり上げたFREAK’S HOUSE。先輩の声にもあるように、高感度なセレクトショップとタッグを組んだからこそのデザイン性の高さはもちろん、家族とも、家に招いた仲間とも一緒に羽を伸ばせる“家と外とのつながり”をコンセプトにしている。

デザイン性の高さを際立たせているのは、色合いも、木目の表情も豊かな板張りの内壁。オプションを利用すれば、天井まで板張りにすることができ、なかには「寝転びながら板張りの天井を眺めるひとときがお気に入り。注文住宅にしていたとしたら、絶対に思いつかなかったデザインでした」という先輩の声も。

FREAK’S HOUSEのコンセプトである“つながり”を象徴するのが、リビングとフラットにつながるウッドデッキ。窓を開け放てば、屋内の開放感もアップ。「リビングのソファで日向ぼっこ」という声のほか、ウッドデッキはベンチとしても機能し、「庭で気軽にBBQを楽しめる」といった声も。その気軽さと開放感が仲間を呼び寄せる。

そして、対面式のキッチンには、大胆にもウッドの庇(ひさし)をプラス。カフェ顔負けのデザインに日々の料理が楽しくなるのはもちろん、得意料理を振る舞うおもてなしのパーティーもはかどるに違いない。

“まるで倉庫”な大空間に暮らす。【ZERO-CUBE WAREHOUSE】

「大開口の開放感や外観のかっこよさだけでなく、ディテールへのこだわりもお気に入り。キッチンのブリックタイルもヘリンボーンの床も、さらには大きな照明も、インダストリアルな雰囲気を際だたせています」

先輩の声にある“インダストリアル”という言葉が示すように、人気の設計事務所「カリフォルニア工務店」と共に完成させたZERO-CUBE WAREHOUSEのコンセプトは“倉庫のような大空間”。フロアの半分を占める吹き抜けが倉庫さながらの開放感を生み出し、住まいの随所に無骨でいてスタイリッシュなディテールを散りばめている。

まるで倉庫のような開放感を生み出しているのは、吹き抜けだけにあらず。外観のアクセントにもなっている大開口の窓には、フラットにつながるウッドデッキを標準装備。また、アイランドキッチンに配したブリックタイルにはエイジング加工を利かせ、程良く使い込まれたニュアンスをプラスしている。

インテリアの基調となる壁の色合いは、インダストリアルを象徴するようなグレー。そのグレーにキッチンのブリックタイルが映えるのはもちろん、階段や柱にはブラックを採用し、ウッドの家具とのコントラストも楽しめる。

+GARAGEのオプションを追加すれば、ZERO-CUBE WAREHOUSE の住まいに土間のスペースを足すこともでき、クルマやバイクのメンテナンスにキャンプ道具の収納、さらには植物の世話を思いきり楽しむ先輩もいるようだ。

“好き”に、素直に暮らしをDIY。【ZERO-CUBE TOOLS】

「外観にもウッドを取り入れた、独創的でいてアメリカンなデザインに惹かれました。そして、四角い形を最大限に生かした間取りもお気に入り。シンプルな配置だからこそ、家のどこにいても家族の気配を感じられます」

シンプル・イズ・ベストな四角い箱とも言うべきZERO-CUBEをベースに、“自分の空間を編集するための道具箱”をコンセプトに掲げる「toolbox」コラボのZERO-CUBE TOOLS。“住むが、一生の趣味になる”をテーマに、暮らしながら思い思いに手を加え、住んでからも家づくりを楽しめる仕掛けを随所に盛り込んでいる。

先輩の声にもあったように、間取りは至ってシンプル。しかし、住まいのベースがシンプルであればこそ、自分の“好き”に応じたDIYも思いのまま。そのことを象徴するのが、1階の至るところに設えた有孔ボード。

有孔ボードにお気に入りの絵画や写真を飾ったり、愛情込めて育てた植物をハンギングしたり、自分の“好き”をコラージュする場所として楽しむのはもちろん、ラックを設置し、ちょっとした収納スペースとしても活用できる。また、+BOXのオプションによって個室を追加すれば、自分の“好き”に没頭できるスペースまで生まれる。

ZERO-CUBE TOOLSにプラスできるオプションは、ほかにも。+BALCONYを追加した先輩は青空の下にテーブルとベンチをレイアウトし、家族水入らずのピクニックをエンジョイ。「屋上にバルコニーを追加できるので、楽器を鳴らすこともBBQのニオイや煙も、ご近所迷惑を気にせず気楽です」という声も届いている。

人それぞれ、家族それぞれのライフスタイルがあるからこそ、家選びの決め手も十人十色。そして、2回にわたってご紹介してきたのは、自分たちの“好き”に正直にマイホームを選び、今の暮らしを謳歌する先輩の声。

先輩たちに倣い、家選びに迷ったときこそ、自分の“好き”に素直に向き合えば、新生活への想像が鮮やかに膨らみ、きっと、家選びの決め手が見えてくる。

  • Text/Kyoko Oya
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