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ペットフレンドリーなわが家へようこそ。|ONE DAY at HOME #08
KIDS & PET 2024.04.18

ペットフレンドリーなわが家へようこそ。|ONE DAY at HOME #08

「ペット」という名称はあれど、家族の一員であることに変わりない愛犬や愛猫。そんな彼らのために、お互いが快適でいられるよう家作りにおいても工夫を凝らしたい。ペットフレンドリーを実践する3組の自宅から、その知恵を拝借した。

愛犬ファーストの広々2LDK。

愛犬が伸び伸びと過ごせるように、都心から離れた2LDKの家に暮らす島尊行さん。インテリアショップで働く傍らスタイリストとしても活動する彼の自宅は、さまざまな国の雑貨や家具によってセンスよく色付けされている。そして、今の家に移る理由となった愛犬への気遣いも。

床に敷くラグは、「犬の爪が引っかからない」かつ「自分のスタイルにマッチする」モノをセレクト。アフガンを中心に毛が寝ているヴィンテージものを使い、小さめのサイズを複数並べている。もともと備え付けられていた廊下とリビングをつなぐ犬専用の出入り口も、この部屋を選んだ理由のひとつだという。

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【時代もカルチャーもミックス。家とは「自分のスタイルが全部見える空間」】

ハイセンスな家に忍ばせたペット愛。

インテリアデザイナーであり、趣味のサーフィンを愛する山口大輔さん。鎌倉にある古民家をフルリノベーションした自宅で、夫婦2人・犬1匹で暮らす。部屋ごとに壁紙やインテリアのテイストを変えたこだわりの空間は、自由な感性と高いデザイン力を感じさせる仕上がりだ。

デザイン性だけではない実用性も参考にしたいポイント。寝室のベッド横に設置された愛犬専用のスロープは、甘えん坊な愛犬が一緒に寝られるようにと考えられたもの。カラフルなボーダー柄が、多国籍風な家の雰囲気ともマッチしている。

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【サーファーらしい自由な感性が息づく。異国文化を感じる空間。】

ゼロから作った猫のための家。

シンプルな間取りの住宅に、多彩なオプションで自分のこだわりを反映できるZERO-CUBE(ゼロキューブ)。2匹の愛猫たちのために、この家で「キャットフレンドリー」な生活を実現させたのがSHINOさん家族だ。リビングの吹き抜けに面した壁にはキャットウォークが設けられているほか、寝室には“CAT ONLY”な遊び心ある通り穴も。

「吹き抜けの家にしたのは猫のため」とSHINOさん。1階と2階がオープンにつながったことで、猫が自由に家の中を移動できるようになった。大きな窓から入り込む陽射しでリビングは常に明るく開放的。キャットウォークは2匹の日向ぼっこのスペースとしても活躍しているそう。

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【猫も家族の一員だから。猫も人ものびのび憩うゼロキューブの家。】

私たち人間と同じように、ペットにとっても“暮らしの環境”はきっと大事なはず。引っ越しやマイホームを建てるタイミングではなくても、一度大事な家族に向き合いながら自分の家作りを見直してみたい。



  • Photo/Sana Kondo、Dai Yamamoto、Takahiro Kikuchi
  • Design/Kentaro Inoue(CIRCLEGRAPH)
  • Text/Kaede Okuzumi
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